■レーシック情報:適性はレーシックの種類によって変わるブログ:2015-12-30
おいらは1ヶ月に数回、
二人暮らしの両親の元を訪ねます。
元気な顔を見るためや、
一緒に食べる事をするためということもありますが、
一番の目的は「お説教」をすること。
この3年の間に、
ママは2年続けて軽い脳梗塞を患いました。
そして、短期間の入院生活の間に筋肉はやせ細り、
足やこしが急激に弱くなってしまいました。
当時、ママの看病を必死にしていた父も、
大腸がんを患い、重度の糖尿病である肉体にメスを入れました。
トラックドライバーとして
日々重労働をこなしていた父も、
長い入院生活で
すっかり骨ばかりの足になってしまったのです。
息子と同居していない両親にとって、
思うようにからだを動かせなくなったことは、
本当に痛手でした。
掃除、洗濯、お買い物、今まで普通にできていたことが辛い。
だから動かない。
動かないからさらに筋肉、体力が落ち、もっと辛くなる。
そんな、どうしようもない迷い道に入りかけていました。
でも息子だからこそ厳しく言える優しさ。
体力を回復し介護を卒業してもらうために、
自宅での筋力トレーニングを両親にすすめました。
重い道具や高価な器具はいりません。
筋力が落ちてしまった両親には、
普段使っている座布団や枕だって、運動の道具になります。
椅子やソファーにこし掛けている時間も無駄にしません。
踵を床につけたまま両足をそろえ、
つま先をグイッと上げたり下げたり…
一度やめてしまうと次やったときすぐ疲れてしまい、
続けるのを諦めてしまいます。
そんな時こそ、息子からの愛情たっぷりのお説教です。
こんな小さな運動でも積み重ねることで、
ママは杖を、父は半寝たきりを卒業することができました。