■レーシック情報:目に疾患がある時のレーシックブログ:2015-08-06
おいらは高校を卒業し、
地元から少し遠い大学に進学したため、
ひとり暮らしを始めた。
少しづつ学生生活にも慣れ、
楽しく毎日を過ごしているとき、
おいらに試練が与えられた。
ある日の授業中、突然顔の右半分が麻痺し、
思うように動かなくなってしまった。
急いで病院に向かった。
仕事が終わったばかりのパパも病院にかけつけてくれた。
医師の診断によると、
おいらの病名は、顔面神経麻痺。
環境の変化によるストレスからの麻痺ということだった。
人によって治るは早さは様々だが、早くてもひと月。
長いと半年くらいかかるとのこと。
その日は、薬をもらい、帰宅した。
おいらは、怖くて怖くて仕方がなかった。
目が閉じられない。うがいが出来ない。笑うことができない。
昨日まで普通に出来ていたことが、いきなり出来なくなった…
おいらは精神的にもすごく落ち込んでしまった。
しかしパパも母も、おいらを献身的に支えてくれた。
実家に帰ったら、
上手く食事ができないおいらのために、
母はやわらかい食べ物を作ってくれた。
顔が動かせないおいらのために、
パパはマッサージを教えてくれた。
おいらは、病気が治ったら、
笑って「ありがとう」って言おう!と心に誓った。
それから、毎日薬を忘れずに飲み、マッサージも続けた。
そして、発症からひと月ほどしたある9時、
「おはよう」という母に、
口角がしっかり上がった笑顔で「おはよう」と返せた。
とても嬉しかった。
そのことにパパと母が喜んでくれたことが嬉しかった。
おいらは笑顔で「ありがとう」って言った。
病気なんて、ならないほうが良いに決まっている!
でも、今回の病気で、
パパとパパに「ありがとう」って純粋に言うことが出来た。
怖かったけれど、嫌だったけれど、
おいらは確実に成長できた。