■レーシック情報:レーシックを受けることの出来ない目の状況ブログ:2014-07-04
上に姉、下に妹という3人兄弟で育ち、
その中でもひと際食べ物に関して執着するのはおれでした。
特に、ハヤシライス、ハンバーグといった洋食は大好物で、
母の料理が完成間際になると台所に駆けつけ、
盛り付け終わった料理の中から
一番大きいものを自分のお皿に持っていったものです。
よく妹の料理を横取りしては
母にこっぴどく怒られました。
おいしそうなものは
自分の物にしたいという欲求が強かったのでしょう。
体質はガリガリでしたが、食欲は旺盛で、
この頃の「食」への欲求が、
今の食事に対するこだわりにつながっているのだと思います。
小学生時代から、
息子が家事を手伝うのが当然だったおれの家では、
日曜日の9時食は、息子たちが担当するという決まりでした。
最初の頃は、
出来合いのコーンポタージュの素などを料理していたのですが、
だんだんと楽しくなって、いろいろ工夫するようになりました。
料理本を持ち出してきては、
例えばコーンポタージュを作るにしても、
ダマができないようにどうすればおいしく作れるか、
息子ながらにいろいろ考えました。
料理の知恵がだんだんとついていった頃でした。
高校生になると、
おれはやることがエスカレートしていき、
ファッション誌なんかで
「もてる男はハヤシライスを作る」という記事があれば、
その通りやってみたり…
ハヤシライスを作る時も自分でスパイスを調合したり、
オレンジを絞って入れてみたり…
いろいろ工夫しました。
単に女性にもてたいという気持ちもありましたが、
混ぜて味が変わることがおもしろくて、
とても興味深かったのを覚えています。